2022年5月13日更新
ミラブルキッチンは、基本的に取付工事が必要な商品ということで、工事について色々な不安や疑問があるかと思います。
このページでは、ミラブルキッチンの取付工事にかかる費用や時間、取り付け方法、賃貸でも取り付けできるのか？などについて解説します。
ミラブルキッチンの取り付けを考えている方の参考になればと思います。
ミラブルキッチンの工事費用、かかる時間
ミラブルキッチンの工事費用は、どの正規代理店でも同じで、17,800円（税込19,580円）です。
ミラブルキッチン本体の価格が78,800円（税込86,768円）なので、あわせて96,600円（税込106,348円）となります。
工事にかかる時間は、1時間程度です。
ミラブルキッチンの取り付けは、自分でできるのか？
「工事費を浮かせるために、自分で取り付けできないかな？」と、考える方も多いのではないでしょうか。
CMでは、古い蛇口を抜いて、ミラブルキッチンを差し込むだけで、とても簡単に取り付けが完了するように見えますが、実際、そんなに簡単ではありません。
シンクの下で、ホースを接続したり、固定する必要があります。
1.そもそも、取り付けができるのかどうかを確認する
ミラブルキッチンを取り付けできる水栓は、「ワンホール水栓」と呼ばれるタイプです。
ワンホール水栓と言われてもピンとこないかもしれませんが、この写真のようなワンハンドルの蛇口がついているタイプで、水道管が下から伸びているものです。
お湯と水でハンドルが2つついているものや、ハンドルは一つでも、その先が二手に分かれているものには、取り付けできません。
【取り付けできる水栓の例】
【取り付けできない水栓の例】
2.工具を用意する
マイナスドライバーと、スパナやレンチなどの六角形のネジを締めるための道具が必要です。
必要な工具自体は、それほど多くありません。
3.古い蛇口を取り外し、ミラブルキッチンを取り付ける
蛇口の取り付け方の解説動画をご覧ください。
止水栓を締める
↓
ホースを取り外す
↓
古い蛇口を取り外す
↓
ミラブルキッチンを差し込む
↓
ホースを取り付ける
↓
止水栓を開ける
という流れはイメージできるかと思います。
私は、水漏れさせたらどうしよう。とか、うまくできなかったらどうしよう。と思ってしまって、自分で取り付けることは断念しました。
DIY経験がある方なら、自分でできるかと思います。
ミラブルキッチンを賃貸に取り付けられるのか？
賃貸住宅でも、ミラブルキッチンを取り付けることはできます。
賃貸住宅にミラブルキッチンを取り付ける場合は、以下2つのパターンのどちらかになります。
その1：退去時に元の状態にする
賃貸住宅は、退去するときに元の状態にするのが原則です。
ミラブルキッチンは、ミラバスとは違い、穴を開けたりする工事は伴わないので、ミラブルキッチンを取り付ける時に、元の蛇口を保管しておいて、退去するときに再び元の蛇口を取り付ければ、元の状態に戻すことができます。
ただし、取り付ける時と元に戻す時で、工事費が2回かかります。
その2：撤去しなくても良いように許可を取る
賃貸住宅は、退去するときに元の状態にするのが原則なわけですが、ミラブルキッチンは人気の商品であり、大家さん側にもメリットがあると思ってもらえれば、撤去せずに退去する許可がもらえることがあります。
ミラブルキッチンに限らず、エアコンや、ウォシュレットなど、撤去せずに退去する許可を得られることはめずらしくありません。
大家さんにミラブルキッチンをプレゼントするような形になってしまいますが、引越し前に忙しくて工事の時間を取れない場合、元に戻す工事が面倒な場合、次に引っ越す先がミラブルキッチンを取り付けることができない蛇口の形をしている場合など、置いていっても良いと思ったら、大家さん、管理会社に確認しましょう。
くれぐれも、「もともとついていた蛇口よりもミラブルキッチンの方が高級品だから、黙ってそのままにして出ていっても何も言われないだろう。」と決めつけて退去することのないように。
その場合は原状回復費用として撤去工事費用を請求される可能性があります。そして、その場合請求される工事費用は、多くの場合、自分で手配するよりも高くつきます。
まとめ
ミラブルキッチンは、本体価格と工事費用をあわせると、96,600円（税込106,348円）です。
自分で取り付けるのは、万が一水漏れをしてしまった場合のリスクなどを考えると、自信がなければやめておいた方が無難でしょう。
賃貸物件にも取り付けることができますが、退去する時には取り外すことが原則となります。